米大リーグ・ドジャースのエースとして期待される佐々木朗希投手(23)が右肩インピンジメント症候群で離脱中だが、この症状はプロ野球・ロッテ時代から続く持病だったことが関係者への取材で明らかになった。球界関係者が明かしたところによると、佐々木投手は2024年シーズンにも同様の症状に悩まされていたという。
日本で開催された米大リーグ開幕シリーズのカブス戦で力投するドジャースの佐々木朗希投手=東京ドームで2026年3月19日、猪飼健史撮影
昨季前半、プロ入り5年目を迎えた佐々木投手は右肩に違和感を訴えていた。精密検査を受けたものの、画像診断では明確な異常が確認できず、「使ったら痛くなる」という本人の自覚症状が診断基準となった。医療スタッフと相談しながら慎重に対処した結果、約2カ月間戦列を離れることになった。
「当時は登板間隔を調整しながらコンディション管理を行っていました」と関係者は振り返る。最終的には自己最多となる10勝(5敗)を記録し、その活躍が評価されてドジャース移籍につながった経緯がある。
横浜南共済病院スポーツ整形外科部長・山崎哲也医師によれば、「インピンジメント症候群には主に二つのタイプがあります」と説明する。「一つは肩峰と腱板が衝突するケース(外部型)、もう一つは関節唇と腱板がぶつかる内部型です」。いずれも繰り返し動作による微小損傷が積み重なることで発症するとされる。
興味深いのはロッテ球団側の対応だ。「渡米交渉において過去を含むすべての医療情報を開示していた」(球団関係者)という姿勢が見て取れる。これは国際移籍における透明性確保として評価できる対応と言えるだろう。
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